アクティブに行こう! glimmer〔グリマー〕

アクティブに行こう! glimmer〔グリマー〕

金曜日
意図したものかは別として、ファッションとアクティブウェアの関係は昔から根強いものがあった。アウトドアやランブーム、そしてストリートと時代の変遷の中にその蜜月な関係は見て取れる。そして今、真の融合が図られたのは言わずもがな。高機能スーツが多くのビジネスマンの関心を生み、スポーツブランドやアウトドアブランドの“普段着”がマスへと浸透。もはや、一般的に吸水速乾や防水、通気性といった機能的要素が要望される時代である。グリマーはそんな時代を象徴する存在だ。

化学繊維の台頭に見るウェアの進化

化学繊維の台頭は明らかにウェアの進歩を促した。それはコストパフォーマンスの面でも、アイテムのバリエーションにおいても見られる変化だ。米国デュポン社によってナイロンという素材が発明されたのが1938年。それから、ストッキング類は優れた耐久性を手に入れた。アクリルはウールと見紛うソフトな風合いと軽さを提供し、ポリエステルは吸水性や撥水性、伸縮性の原動力となった。その恩恵はきっと誰もが感じているはずで、株式会社トムスが展開するオリジナルブランド、グリマーの一着に袖を通すことでそれを改めて実感する。

暑い夏でも快適な日常を演出するドライシリーズ

グリマーを象徴するアイテムといえば、ドライシリーズだ。機能的なメッシュ素材は、嫌な汗を素早く吸収し、内部にこもらせることなく素早く外部へ発散する。その優れた吸水性、発汗性は、コットンのおよそ2倍以上。快適さを促すとともに、洗濯後の乾きの速さは日常使いのアイテムとしては何かと嬉しかったりもする。そして、何度洗濯をしてもおいそれとヨレない強固なネック部分も特徴のひとつだ。夏の難のひとつにあげられる紫外線への対策も抜かりはない。その質の高さは、紫外線対策の先進国で知られるオーストラアやニュージーランドで定められている国際基準においても上位の数値を記録。紫外線遮断率はA級に属す90%以上である。

着心地をとことん求める大人たちへ

ドライTシャツと双璧をなすのが、このインターロックドライTシャツ。編み地の表面が滑らかなスムースの編みを採用しているため、弾力があり、目と目の間がギュッと詰まっているため形がだれにくい。ネック周りに圧迫感を感じさせず、滑らかな裏地は快適な着心地を演出する。さらには、裾や袖のほつれを回避する3本針ステッチ、ネック部分の違和感を感じさせないバイアス始末など、配慮に富んだディテールワークも高評価を得る要因となっている。暑さに辟易する夏。ただ、汗をかくことを厭わない、むしろ楽しく、面白くさせる。そんなブランドのコンセプトも、袖を通せばあながち絵空事ではないように思える。その実力、ぜひともお試しあれ。
ブログに戻る