北欧から来たスゴいやつ。汗をニオイしない防臭テクノロジー「ポリジン」を普段使いのTシャツに。

高温多湿な島国、日本。

さらに梅雨が始まるここからの季節、より一層悩ましくなるのが衣服の「ニオイ」。

下の記事でも紹介していますが、Tシャツに一度付いてしまった頑固なニオイを落とすのはかなり面倒な作業。

Tシャツの洗っても落ちないニオイを解決。大切に使い続けるためのTIPS - CASUAL NOTE

できればこうなる前に、前もって対策をしておきたいところですね。とはいえ、一体何をすればいいのかわからない。洗濯後の干し方?それともファブリックスプレー?

もっと言えば、そもそも洋服自体がニオイをカットしてくれる機能があるとなお良いですよね、、!と考えていたら、実はもうそういった機能、存在しているみたいなのですね。

スウェーデン生まれの抗菌防臭加工「ポリジン」

写真:ポリジン

それが、今回ご紹介する「Polygiene(ポリジン)」。スウェーデンのポリジン社が開発したの加工技術で、洋服はもちろん、マスクや家具といった布製品全般に用いられています。

銀イオンの力でニオイの原因を抑える

仕事でもスポーツでも暑くなってくると汗は避けることができません。一見すると、この汗にはそもそもニオイがあるように思われますが、実は汗自体は無臭。

ニオイが発生するメカニズムは、この汗が衣類に付着してバクテリア(黄色ブドウ球菌)と結びつくことで、嫌なニオイが発生するのです。

ということはつまり、汗は抑えられないにせよ、このバクテリアの繁殖を抑えることができればニオイを軽減できるはず。そこに目をつけて開発されたのが「ポリジン」。

塩化銀を用いた薬剤で製品に加工を施し、銀イオン(Ag+)の力で菌の繁殖を抑えます。持続性の高い機能のため、洗濯を繰り返してもほとんど落ちることがなく、半永久的に効果が持続するとのこと。これはありがたいですね!

世界中、150以上のブランドで活用されています

写真:ポリジン

上の図は、ポリジンを採用している企業・ブランド。AdidasやDIESEL、DESCENTE、GOLDWIN、THE NORTH FACEなど皆さんご存知の有名ブランドが150以上が名を連ねています。

機能や仕組みは知らずとも、実は皆さんのお持ちの洋服にもこのポリジン加工が使われていることがあるかもしれませんね。

これだけでも、なんとなく「すごい機能だ!」ということは伝わったのではないでしょうか。

▼ポリジン加工対応製品



ポリジンから抗ウイルス加工技術「ViralOff®」

そしてこの新型ウイルス下、ポリジンから新たにリリースされたのは、繊維への抗ウイルス加工技術「ViralOff(バイラルオフ)」。

バイラルオフは塩化銀を有効成分とし、繊維上の特定のウイルスの数を2時間以内で99%減少させ特定の細菌の増殖を抑制するため、身の回りの製品を清潔で安全に保ちます。

天然繊維・化学繊維への加工が可能で、日本国内の検査機関における抗ウイルス試験でも、その効果が証明されているとのこと。

目に見えないものですが、少しでも感染リスクを軽減するために、こうした抗ウイルス製品が身近にあると、どこか安心感がありますよね。

▼詳しくは以下より
ポリジンより繊維への抗ウイルス加工技術「ViralOff®」販売開始 - PRTIMES

▼バイラルオフ対応製品








日本のオフィスウェアではLIFEMAXだけ

実はこの「ポリジン」、一つの国の中では1業界1企業しか契約することが出来ず、実はどんなブランドでも使えるわけではないのです。(日本のアウトドアブランド業界ではノースフェイスだけ、みたいなイメージです)

そしてオフィスウェア(ボディTシャツ)では、このLIFEMAX(ボンマックス)のみが使用できる独占技術となっているのです。




【関連記事】

北欧から来たスゴいやつ。汗をニオイしない防臭テクノロジー「ポリジン」を普段使いのTシャツに。

【実は夏よりキョーレツです】冬服のニオイの原因って?

Tシャツの洗っても落ちないニオイを解決。大切に使い続けるためのTIPS