【豆知識】意外と知らないTシャツの歴史

今では当たり前のようにファッションの一部として取り入れられているTシャツですが。一体、どこで生まれ、どのように世の中へと普及していったのかは意外と知られていないですよね。

Tシャツは一体いつ、どこで生まれ、どのように私たちの“当たり前”となったのか。歴史を追いつつ解説していきたいと思います。

※今回の内容は諸説あるうちの一つを取り上げたものです。

起源はアメリカ海軍

Photo Via AMERICA’S NAVY PHOTO GALLERY

Tシャツの起源は遡ること100年以上前、第一次世界大戦中とも言われています。当時のアメリカ海軍の制服は分厚く、重く、とても快適とは言いづらいもの。

その頃、イギリスやフランスなどヨーロッパ諸国の海軍では綿のアンダーウェアが着用。軽く薄く、なおかつ乾きやすい、そんな姿を見たアメリカ兵たちが真似して作った綿のシャツこそ、Tシャツの始まりとされています。

その後、陸軍でも同じように取り入れられ、アメリカ軍の公式アンダーウェアとなったTシャツ。しかしながら、この時点ではあくまで下着であり、一枚で着用する習慣はなかったようです。

Tシャツが一般市民にも普及

一般に広く受け入れられるようになったのは1930年頃。退役した元軍人たちがTシャツを着て街中を歩くようになったからと言われています。鍛え上げられた肉体を覆うTシャツという存在は当時の男子学生たちの注目の的となりました。

実は、その後「Tシャツ」を販売・普及させたのは、今でも私たちのTシャツメーカーとしてお馴染みのヘインズ社とチャンピオン社と言われています。

– ヘインズ

Photo Via Hanes

元軍人の身に付ける綿の下着に目を付けたのが、現在もTシャツ業界の第一線で活躍するヘインズ社。もともとは下着製造会社でしたが。こうした軍人のアンダーウェアをコブシャツ(水兵シャツ)と名付けて販売するようになりました。これがヘインズ説。

– チャンピオン

Photo Via Champion

チャンピオンはもともと労働者の防寒用ウール下着やスウェットシャツを販売していたメーカー。

1930年頃に大学生たちの間で、校章や学校名をプリントしたTシャツが流行し、これを主に手がけていたのがチャンピオン社と呼ばれ、Tシャツ、もっというならプリントTシャツのはじまりを作ったとされています

ムービースターのアイコニックアイテムとして

Handsome young man smoking cigarette, dressed as James Dean with red jacket on dark background

ワークウェアやアンダーウェアとして着実に地位を拡大したTシャツですが、1940年代ごろまではまだファッションアイテムとは呼び難い存在でした。

そんなとき放映されたのがJames Dean(ジェームス・ディーン)が主演を務めた『理由なき反抗』。ディーン演じる主人公のジムのファッションに注目が集まりました。

赤いスイングトップにヘインズの白Tシャツ、そしてブルーのデニム。若者たちはこぞってこのファッションを真似するように、同時に白Tシャツが一気にファッションアイテムとして普及していったのです。

そしてTシャツはファッションアイテムへ

この流れに影響を受けたロックミュージシャンらがパンクの象徴的なアイテムとしてTシャツを身につける用になり、その勢いは更に拡大。グッズとしてバンドTシャツをこぞって販売するようにもなりました。

日本では1960年ごろからヒッピーカルチャーの台頭とともにTシャツが一般にも広く着用されるように。その後、スポーツブランドがこぞって大きくロゴを入れたTシャツを販売し、これもブームとなりました。現在古着屋で見かけるアイテムたちは、この時の名残と言えるかもしれませんね。

現代のTシャツ

当初は、パンクや若者の象徴として愛されてきたTシャツですが、もはや世界共通の服と呼べるほどに老若男女、国を超えて愛される存在となりました。

近年では技術の発展により、より高機能、質の高いTシャツが販売されるようになったり、プリント印刷を用いたグッズの素材としても用いられるようになりました。

サラッと着こなせて決まる。カジュアルファッションからアクティブなファッションまで幅広く対応できるTシャツは、今後もファッションの定番アイテムとして永く愛されて行くのでしょう。

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