19世紀生まれの屈強なTシャツ、ANVIL〔アンビル〕

名は体を表すとはよくいったもの。そこへ込める想いもさまざまだ。トイメーカーのLEGO(レゴ)は、「よく遊べ(play well)」という意味のデンマーク語「leg godt」の略称である。英国出身のロックバンド、レイディオヘッドは、トーキング・ヘッズの楽曲『Radio Head』に由来し、メディアに踊らされレコードを購入する者たちへの皮肉を込めた。アンダーウェアメーカーとして1世紀以上前に創業したアンビル。その名からも、何やらヒシヒシと伝わってはこないかい?

ブランドの名から伝わる骨太な空気はアイテムからも

“アンビル”とは、もともと鍛造や板金作業を行う鋼鉄製の台のこと。その上に金属を乗せ、ハンマーなどで叩きながら鍛えあげていく。アパレルブランドの名としては少々骨太に過ぎるきらいはあるけれど、出自はれっきとしたアンダーウェアブランド。創業は1899年と、なんと19世紀に誕生している。

そして、1942年にはワークウェアの製造を開始。と、その略歴を追えば、きっとヘビーワーカーたちの頼もしい相棒だったにちがいないと想像してしまう。だとすれば、当時から同社が提供するアイテムの頼もしさは推して測るべしだろう。現に、’76年から製造を開始したTシャツは、実に屈強で頼りになる一枚である。

ANVIL商品一覧

屈強なボディと柔軟な応用力

アンビルの定番Tシャツといえば、良質なアメリカンコットンを使用したヘビーウェイトの“979”を真っ先に思いつく。アメリカメイドを彷彿とさせる丸胴仕様で、肉厚な生地感、ネック周りや袖&裾口にあしらった二重縫製、伸びを防ぐ首の後ろから肩への補強テープなど、耐久性を高める仕掛けをそこかしこに施している。

リングスパン糸を使い高密度に編み込んだ滑らかなボディは、プリントのノりが良いため企業、バンド、キャラものなど、様々なTシャツのボディに採用されてきた。そのため、きっと多くの人が、気づかずにアンビルのTシャツへ袖を通してきただろう。しかも、カラーバリエーションがとにかく豊富。その多彩な選択肢が、Tシャツを確固たる地位まで押し上げた要因のひとつになったことは想像に難くない。

時代の壁にぶつかろうとも可能性を広げながらたくましく成長

1990年代後半は、時代の変化もあり生産量の大半をアメリカ国外へ移行させなければいけなかった。しかし2000年、原点回帰としてオールアメリカメイドの新レーベル、“トラディション”を発表。ミシシッピーデルタ産のメンフィス綿を使い、持ち前の二重縫製による屈強さを打ち出したアイテムにより、改めてブランドのアイデンティティを示した。

2012年には、某メーカーに買収される事態に陥るが、ブランドはいまだ健在。むしろ、これまでの強みを活かしながらも、キャップやソックスなど“それ以外”の一面もクローズアップされるようになってきた。

時代やトレンドの波に翻弄されながらも本来の姿を見失わず、さらなるタフさを身につけてきたアンビル。名は体をあらわすとは、やはりよく言ったものである。

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