お気に入りの一枚!セントジェームス社の「ピリアック」を紹介させて欲しい

フェスっぽい感じで恐縮です。ライフスタイルブログ「prasm」を運営していますフレッシュです。
「ライフスタイルブログ」とわざわざ名乗るくらいですから自分の価値観(スタイル)なんかをブログでよくご紹介します。
その中の1つに「ロングライフなアイテムが好き!」というのがありまして。
平たく言って来年も(再来年も)まったく同じものが買える商品が好き!なんです私。例えばユニクロ始めファストファッションでもベーシックで使い回しのきくアイテムは手に入ります。
でも今年すごく気に入った商品があったとして、大切に着ても1シーズンで着用ダメージが出てくるし、うっかり食べこぼしのシミが付いてしまうかもしれない。
そんなときに同じ物が来年も発売される保証がないアイテムはツライ。とくにユニクロではベーシックなアイテムも素材や仕様を変えて進化してきたりしますね。
(それはそれで凄い)とはいえ、型やシルエット、素材感、気に入っているアイテムが微妙に変わるのはなかなかキツい。
心配性? 気にしすぎ? まあそうかもしれませんね。たた事実として、洋服に限らず実際に翌年同じ物が買えない悲しみを何度も味わっております。
さてさて、前置きが長くなりましたが、この夏も間違いなく登場回数ナンバーワンな私のクローゼットの絶大なるエース、そしてまごうことなきロングライフアイテム、フランスにあるセントジェームス社の「ピリアック」というカットソーをご紹介させて下さい。

セントジェームス社の「ピリアック」

セントジェームス社といえばボーダー長袖ボートネックのバスクシャツが有名ですが、無地のアイテムや半袖のアイテムも充実しています。
真夏以外にずっと着ている「ウエッソン」というシリーズはまた別の機会にご紹介しますが、今回は半袖の「ピリアック」というシリーズ。特徴を言えば……「ボートネック」で「薄めの生地」で「シルエットはゆったり目」で「袖丈がちょい長め」という感じでしょうか。
セントジェームス社のアイテムは今でこそカジュアルファッション・リゾートファッションの文脈で語られますが、もともとは船乗りさんが好んで着ていた実用的な洋服だったそうで。長袖シャツは袖元が濡れないように丈が短めに作られています。
逆に半袖はちょい長め。袖の丈は実に都合良く出来ていてい着てみるとなんとなく上品にまとまるから凄い。
これが実洋服だったっていうんですから、やるな!フランス!とシャッポを脱ぐしかありません。
海外のブランドなので、日本サイズのMよりもややゆったりしてて、首元がクルーネックで苦しくなくてお気に入りです。
セントジェームス社は100年以上続く老舗でして私の大事にする「ロングライフ」という観点からも選んで間違いの無いお洋服です。

特徴的なボートネック


着丈に対しちょっと長めの袖丈やゆったりして見えるボートネックがカジュアルな印象のボーダーシャツをいい感じに大人っぽく見せてくれるので大変捗ります。肩当たりにちょこんと付いている味も素っ気もないタグ。それはそれでないと寂しくなるから不思議。

安心という価値観を着る

お洒落・カッコいい、そういう見た目の価値ももちろん大切にしているわけですが、できるだけ同じ物がずっと着られるという「ロングライフ」かどうかを基準にお洋服を選ぶというのもまた大事な価値だなぁと思う私です。
移り変わっていく流行を追いつつも変わらない(歴史的でアイコニックな)ものも大事にする、そういう「時間や歴史」なんてものさえ語る要素に含まれる「ファッション」、実に奥が深いな……と、改めて感じる次第です。
はい。プリント用として使われるTシャツボディで定番な「Printstar(プリントスター)」や「United Athle(ユナイテッドアスレ)」、売り物のプリントTシャツの地としても使われるのでコロコロと品質が変わらないロングライフなアイテムですね。
もしもあなたがお気に入りの着心地のよいプリントTシャツをお持ちでしたら、どこのブランドのボディを使ってプリントされているのかを調べてみるとこの先の人生捗るかもしれませんよ。
定番や型が増えると迷いが減って頭がクリアになっていく、そんな気がします。はい。





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