品よく、無骨に。表情豊かな「ヘンリーネック」のTシャツ

昼は暑く、夜はまだまだ冷え込む。
何とも着る服の悩ましい時期です。
上着を羽織って、出かけても屋内では脱いでしまうこともしばしば。
中のインナーにはTシャツを着込むことが多いのですが、毎日同じようなものを着ているばかりでは飽きが来るのも事実。
そんな時に僕がおすすめしたいのは、同じTシャツでも柄や形、シルエットに変化をもたせること。
以前も記事で紹介しましたが、細かな部分が違うだけで、ずいぶんと全体の印象は異なるもの。

CROSS&STITCHのヘンリーネック

今回、ご紹介するのは19SS、CROSS&STITCHから発売された新作のTシャツ。
通常のTシャツと異なるのは、ぱっと見で分かる通り、ネック(首元)の部分ですね。
胸元が開き、前立が付いてボタンや紐で留めるネックの形をヘンリーネックといいます。
ヘンリーという名前は、イギリスのヘンリーという地域で行われるボートレースから。v開催されている「ロイヤル・ヘンリー・レガッタ」のユニフォームがヘンリーシャツと呼ばれており、現在のヘンリーネックの原型になっているそうです。首元はリブをボディに挟んで縫い付けるバインダー方式を採用。更に2.5cmと太めのリブを採用することで、耐久性を高めています。生地には、6.2オンスのオープンエンド糸(空気紡績糸)の天竺生地を採用。
肌離れの良い、サラッとした質感です。
しっかりと厚みもあるので、洗濯を繰り返しても、ヘタリが少なそうな印象。ヘンリーネックということで、スペアボタンも付属。もし、ホツレて取れてしまっても安心ですね。カラーは「アーミーグリーン」というミリタリー系の色味をチョイスしてみました。アメカジ風にも、きれいめにも馴染みのよさそうなカラーリングです。

休日に着るなら

僕が休日に着るならこんな感じ。
デニムやスキニーとも合わせてみたのですが、最もしっくりきたのはスラックスとの組み合わせ。
無骨ながらもどこか品のある印象に。横から。175cmで袖丈、着丈はこんな感じ。ボタンを一つ開けると、少しリラックスした雰囲気に。
まるでボタンダウンシャツのように、一枚で様々な表情が楽しめるのがヘンリーネックの魅力です。ネックに特徴があるので、首元が開けたカーディガンなどと合わせていただくのもおすすめ。
さり気なく、人と差がつけられるアイテムです。

関連:ネックの種類、ご存知ですか?

今回、ご紹介したヘンリーネックの他にもTシャツには様々なネックの種類が。皆さんはどのくらいご存知でしょうか?ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。





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