あえて今、アメリカン仕様なGILDANを着る

テクノロジーが進歩した今日、あらゆるものは最適化、効率化を追求します。
当然、煩わしさは減り、より楽で快適な社会が待っていることは言うまでもないでしょう。とはいえ、それが正しいのか?と言うと、またそれも違う話のように思います。プロセスが減れば減るほどに、面白さ、奥深さに気づく機会が失われます。ちょっとだけ経験してわかることは表面的な部分だけで、本質ではありません。そんな今、あえてオリジナルの服をそのまま着る、今回はそんな提案です。

アメリカ仕様のGILDAN 2000

以前ご紹介した76000は日本人の体型に合わせてリサイジングされた“ジャパンフィット”モデルでしたが、この2000は、本国アメリカ仕様。ボディは、オープンエンド糸を用いた6オンスのやや肉厚の生地。空気を含んで撚った糸を編み込むことで、さらっとドライな質感に仕上がっています。首リブ部分は、ダブルステッチで伸びにくく型崩れしにくい仕様に。のび防止テープで補強もされているので、より耐久性が高まっています。袖丈は76000に比べると1cm程度、短め。幅は、それほど変わらない印象です。色違いのブラックはこんな感じ。
【DATA】
ブランド:GILDAN
商品名:2000 6.0オンス ウルトラコットンTシャツ

【SIZE(Mサイズ)】
着丈:74cm
身幅:52cm
袖丈:19cm

 

実際に着用してみました

上のホワイトが2000で、下のチャコールが76000。どちらも175cmの細身体型でMサイズを着用しています。
アメリカ仕様といえどもChampionやFRUIT OF THE LOOMなどと比べると、身幅は細めですね。
2000の方がわずかに身幅広く、着丈がやや長い印象です。
ワンサイズとはいかないまでも一回り大きくなっています。ジャストサイズで着用したい場合は、ワンサイズ下げて着用いただくのがオススメ。シルクスクリーンプリントをした際、キレイに発色するような素材を使用しているので、プリントTシャツのボディとして、もお使いいただけるTシャツです。

本場のTシャツを着てみよう

驚くほど、の違いはないですが、やっぱりサイジングが違ったり、素材もやや厚みがあってラフな感じだったりと、ほんのちょっぴりですが、アメリカ仕様を体験することができました。
用途や体型によっては、ジャパンフィットではなくこちらの方が合う方もきっといらっしゃるかと思いますので、ぜひ頭の片隅に2000を覚えておいてくださいね。







今回の2000をベースに、日本人向けに改良されたのが76000。ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。





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