オリジナルウェアプリントの基本
ウェアプリントの代表的な7つの加工方法
- シルクスクリーン
- インクジェット（ダイレクト）
- カッティング転写
- 熱圧着転写
- トナー転写
- 昇華転写
- 刺繍
Tシャツ・ポロシャツなどのウェアプリントには大きく上記7つの加工方法があります。
加工方法の名前は業者によって違うことがありますが、Tshirt.stでは上記のように
定義しております。その中でも最も一般的な加工方法はシルクスクリーンですが、近年
プリンターとインクの技術が発達し、ダイレクトインクジェットも増えてきています。
Tshirt.stでは、シルクスクリーンとインクジェット（ダイレクト）をメインでご提供
していますが、状況に応じ熱圧着転写（背番号）やカッティング転写を提案しています。
※現在、当店ではトナー転写・刺繍の加工はご案内できません。
Tシャツプリント加工方法の特徴について
| 加工方法 | グラデー ション フルカラ ー表現 |
ベタ 単色 表現 |
金銀 蛍光 特色 |
印刷表面 の質感 |
Tshirt.stの受付 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
シルクスクリーン 
|
△ | ◯ | ◯ | 生地に馴染 んだゴムの ような質感 |
1デザインの合計枚数 10枚から受け付けて います。当店でもプ リントオーダーの内 8割はシルクスクリー ンで承っています。 最大5色までの多色 印刷が可能です。 |
◯メリット 昔からある定番の加工方法。網戸のよう な”版”（型）にデザインを焼き付け、上に インクを乗せて刷ることでインクを落とし 込みプリントする手法。汎用性・生産性は 他に比べ高く、世の中のTシャツプリント の半分以上はこの加工方法でできている。 印刷の質感・耐久性も良く発色も良い。 ×デメリット 版を製作するため、納期、コストがかかり 小ロット短納期には向かない。写真などの フルカラーやグラデーション表現が苦手。 |
インクジェット（ダイレクト） 
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◯ | △ | × | 染み込んで 生地に馴染 んだ質感 |
綿製品のみ1枚から |
◯メリット 別名ガーメントプリントとも呼ばれる。 家庭用のプリンタと基本的な構造は同じ でCMYKの4色インクで、生地に直接プリ ントする。白インクのプリントも可能。 インクの馴染みが良く、貼り付け感は ない。小ロット短納期が可能。 多色デザインでも価格が変わらない。 ×デメリット 下処理（白インクを綺麗に乗せるため、 予め生地に薬品を塗布し熱圧着プレスを 行う）するためプレスの四角い跡が残る。 販売用としては向かない場合がある。 プレス跡は1回の洗濯でほとんど消える。 綿100％の生地専用の加工方法。 CMYKの印刷のため若干の色ブレが起こる。 鮮やかな色が不得意。 |
インクジェット（昇華転写）
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◯ | ◯ | × | 完全に生地に 馴染む質感 |
ポリ製品で1枚から 受け付けています。 白生地のみ対応。 |
◯メリット ドライ素材のスポーツユニフォームなどの ウェアに、通気性を損なわない加工方法と して普及している。 発色も良く、フルカラーの表現も得意。 ×デメリット ポリエステルの白生地にのみ対応。 |
インクジェット（カッティング転写） 
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◯ | △ | × | 生地に貼り 付けたペッ タリした質感 |
ポリ製品で1枚から 受け付けています。 ポリエステルを含む 生地やナイロンジャ ンパーで10枚に満た ない場合はインクジェ ット転写が可能です。 |
◯メリット フルカラーのデザインを1枚から気軽にプ リントできる加工方法。インクジェット プリンターとプロッターが併用できる機 械を使用する。 CMYKの4色インクで、白いシートにプリ ントし、デザインの必要な部分をカット する。手作業でカス取りを行い熱圧着プ レスで生地に貼り付ける。 小ロットで1枚からでも加工できる。 あらゆる生地に対応し汎用性がある。 ×デメリット 細かいカットができないため、複雑なデ ザインの場合、生地と同色の縁を印刷し ステッカーのような大まかな縁取りでカ ットするため、デザインイメージを損ね ることがある。四角や丸など単純な形の デザインに向いている。 |
| 熱圧着転写 （カッティングシート/背番号） |
× | ◯ | ◯ | 生地に貼り 付けたペッ タリした質感 |
背番号プリント ナンバリングとして 1枚から受け付けて います。 |
◯メリット 別名カッティングシートとも呼ばれる。 プロッターと呼ばれる自動の切り取り用の 機械でデザインを切り取り、熱圧着プレス で生地に貼り付ける。小ロットで1枚から でも加工できる。 ×デメリット 細い線や点など物理的にカットできないデ ザインは不可。 1枚1枚カス取り作業やプレス作業に時間が かかるため、大ロットには向かない （加工単価は安くならない） |
| トナー転写 | ◯ | × | × | 生地に貼り 付けたペッ タリした質感 |
当店では 受け付けていません。 |
◯メリット フルカラーのデザインを1枚から気軽に プリントできる加工方法。 レザートナープリンターを使用する。 ×デメリット シートの原価が高額で作業コストもロット メリットが出にくく大ロットには向かない （加工単価は安くならない） |
| 刺繍 | △ | ◯ | ◯ | 立体感がある | 当店では 受け付けていません。 |
◯メリット 古くからある加工方法。 立体感が出せて独特の高級感がある。 ×デメリット パンチデータと呼ばれる針の動く設計図 が必要で今でも職人の作業を必要とする。 納期がかかり、見積もりを出すにも時間が かかる。 |
