季節の変わり目に、朝起きたときの気温で服を選んで、外出して失敗したなんてことはありませんか?
そんな時期に役立つのが「服装指数」です。今の気候にぴったりの服装を、指標が示してくれるため、いつもより少しだけ根拠のある服選びの参考に。
「服装指数」という言葉を初めて聞いた人、詳しく知りたい人のために、解説していきます。
服装指数とは?
服装指数とは、朝晩・日中の予想気温で、その日にどんな服装が適しているかを予想して提案する数値です。天気予報を基準にしているので、あくまで予想です。人によって暑い寒いなどの感覚は違うので、大まかな目安として参考にするといいでしょう。
服装指数はどこでチェックできるの?
日本気象協会の「tenki.jp」というサイトに掲載されています。
日本全国の服装指数を朝・昼・晩と10日分見ることができるので、服装の参考になるでしょう。
服装指数の活用法
・季節の変わり目の服選びの目安
・衣替えのタイミング
・旅行の服選び
・温度調節アイテムを持参するときの参考に
一つずつ詳しく解説します。
- 季節の変わり目の服選びの目安
季節の変わり目は気温が安定せず、朝・昼・晩の気温がバラバラなんてこともあります。
服装指数を活用することで、コーディネートの失敗が減るかもしれません。
- 衣替えのタイミング
10日分の服装指数が確認できるので、衣替えのタイミングの参考になります。
クリーニングに出したのにまた必要、という状況が避けられるかもしれません。
- 行の服選び
日本全国10日分の服装指数を見ることができるので、旅行の荷造りにも活用できます。
- 温度調節アイテムを持参するときの参考に
朝・昼・晩の服装指数が違うとき、ストールや軽めのシャツなどの、温度調節アイテムを持参できます。
人間は3つの首を冷やすと風邪を引くと言われているので、首・手首・足首を温めるアイテムがあるといいでしょう。
服装指数別のオススメコーディネート
服装指数は10〜100で、その日の服装の基準を表しています。指数別のオススメコーディネートを紹介します。
服装指数10〜20
- 服装指数10「ぶるぶる、何を着ても寒い」
- 服装指数20「ダウンジャケットで、しっかり防寒」
何を着ても寒いときは、中にしっかり着込むこと、可能な限り肌を出さないことです。ダウンジャケットを着用し、最大限外気に触れないような対策が必要になります。
外出時や長時間の外での作業には、カイロなどの外部から温められるアイテムがあるといいでしょう。
服装指数30〜40
- 服装指数30「コートを着ないと結構寒いなあ」
- 服装指数40「裏地付きトレンチコートがおすすめ」
まだまだ寒さ対策は必要だけど、ダウンジャケットを着るほどでもない、厚手のコートがあれば乗り切れる気温です。
最低気温が5℃以下の日でも、この指数が表示されるので、防寒対策にはまだまだ気を抜けません。マフラーや手袋などのアイテムも忘れずに持参しましょう。
服装指数50
- 服装指数50「薄手のジャケットを羽織っていこう」
冬から春にかけて、まだ肌寒いけれど暖かくなってきた時期や、夏から秋にかけて、寒くなってきたなと感じる時期です。
薄手のジャケットや、パーカー、ニットカーディガンなど「暑くなったり寒くなったらいつでも脱げる」ものを羽織るといいでしょう。この時期は室内が寒いという場合もあるので、ストールなどを持参するのもいいかもしれません。
服装指数60
- 服装指数60「長袖シャツ・カットソーで快適に」
ジャケットがいらない時期で、快適な過ごしやすい季節です。暑がりの人は、半袖に薄手の羽織で温度調節をするくらいがいいかもしれません。
季節の変わり目なので、朝と晩の気温の変化が大きい時期です。1日中外出する際は、変化に対応できるアイテムを持参しましょう。
服装指数70
- 服装指数70「半袖+カーディガンで温度調節を」
基本的には半袖で過ごせますが、室内で冷房が効いた場所や、夜の冷え込みなど、薄手のカーディガンがあると安心です。
服装指数80
- 服装指数80「半袖Tシャツ1枚で過ごせる暑さ」
暑い時期なので、半袖1枚で過ごせます。室内や電車など、クーラーが効いている場所が多いので、冷え防止のために、ストールや薄手のシャツなどもあるといいでしょう。
服装指数90〜100
- 服装指数90「ノースリーブでもかなり暑い」
- 服装指数100「暑さ対策必須!何を着ても暑い!」
暑さ対策としては、リネンや薄手のコットンなど、できるだけ涼しい生地を着用しましょう。パンツもハーフパンツにするなど、通気性も意識した服装をオススメします。
日に当たると余計に暑く感じるので、帽子は必須です。日傘や帽子、サングラスなどの日除けアイテムも、紫外線カット率の高いものを選ぶとより効果的といえます。
着る服に迷うときは、服装指数をチェックしよう
服装指数とは?という内容を詳しく解説しました。
季節の変わり目など、1日の中で寒暖差が大きい季節は、参考になる指数ではないでしょうか。
服装指数を意識したコーディネートは、自分が快適に過ごせるだけでなく、人から見ても好印象となるでしょう。
コーディネートに迷う日は、ぜひチェックしてみてください。
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