ちょっと前に書いた『ドラゴンボールにドラえもん!? 台湾のパチモンTシャツ売り場に潜入レポ』という記事が意外にも好評だった。
ということで、第二弾として“微笑みの国”タイでも、変わったTシャツを売っている店を探してきた。
台湾の夜市にも面白いTシャツがたくさん揃っていたが、タイのはまたちょっと毛色の違う雰囲気だ。実際にへんてこTシャツを着用している人へのインタビューも決行したので、紹介していこう。
やってきたのはタイのショッピングモール。タイは地震が少ないのか、土地が安いのか日本のショッピングモールよりも巨大な施設がたくさん存在する。
そのほとんどがブランドショップや有名メーカーが入ったデパートや大型店舗なのだが、庶民向けのショッピングモールも数多い。
「へんてこTシャツ」を探すなら庶民向けのショッピングモールに向かう方が賢明だと思い、タイはバンコクのプラトゥーナムにある『プラチナム ファッションモール』へと向かった。
ここはいわゆるファッション専門のショッピングモールで、1階から7階まですべてがファッション雑貨や衣類。
そしてなぜかインド人がたくさん買い物に来ていた。
こんな感じで服屋さんがたくさん並んでいる。
日本のアパレルショップとは大きく異なり、そのどれもが、4畳ほどの狭い店舗にところ狭しと綺麗に畳んだTシャツを積み上げている。
まずはおなじみ「I♡◯◯」とプリントしてあるTシャツ。
どこが発祥なのか分からないが、これ系は観光地なら古今東西どこでも見かけることができる。
そしてそのTシャツを着ている人ほど観光客で、大してその地域を愛しているわけではない。
そしてハレンチかつコミカルなTシャツ。
大学生がゼミやサークルのいじられキャラに対して買ってくるお土産は、たいていこうしたTシャツだ。
日本人がやたらとフランス語や英語で記載されたロゴが好きなように、タイでは日本語がブランドとして人気があるそうだ。
そのため上画像のように、「トップシークレット」「信じられない」などの日本語と和柄を組み合わせた、謎のポロシャツを販売しているのを見かけた。
極めつけはこれ。どこからツッコミを入れていいのか分からなくなるが、一つずつ箇条書きにしていくとこうなる。
ここまでタイの服屋さんをうろついてみて、疑問に思ったのが「こんな変なTシャツを着る人はいるの？ 」というところ。
実際に着ている人を探して「なぜこうしたTシャツを着るのか」「どうして買ったのか」を聞いてみることにした。
今回取材に成功したのは、電脳街の店舗で店番をしている22歳のJamesさん。日本が好きで、笑顔が素敵なクールガイだ。
Q：このTシャツ、どこで買ったの？
これはあっちにあるタイのナイトマーケットで買ったんだ。最高にクールだろ？
Q：「ほっかいどう」と書いてあるけどなんでこのTシャツを選んだの？
俺は日本が大好きなんだよ。
東京も好きだけど、その中でも一番クールだと思うのはやっぱり北海道だね！
日本で一番好きな場所は北海道。
だからこのTシャツを買って着ているんだ。
Q：そんなに北海道が好きな人初めて見たよ。
昔住んでたの？
いや、実はまだ北海道には行ったことがないんだ。というか、日本にも行ったことがなくてね。
テレビとかネットで見ただけさ。だからまず旅行に出かけるなら東京に行ってみたいと思っているよ。
Q：行ったことがないのに北海道が好きなんだね！
もちろん！
Q：ぜひ日本に遊びにきてよ！
今はお金がないから、近い将来お金が貯まったら遊びに行く予定だよ！
「ほっかいどう」というTシャツを着ているのだから行ったことがあるのかと思いきや、そうではないことに驚いた。
たしかに日本でも「NEW YORK CITY」と書いてあるTシャツを着ているのに、「実は行ったことがない 」と人も多くいると考えると、まあ腑に落ちる。
彼にはぜひ、いつか日本に来てほしい。
インタビューは都合により1人だけだったが、聞くところによるとへんてこTシャツを着る理由は特になく、ただ気に入ったから着るだけだとのこと。
世界にはパチモンTシャツやへんてこTシャツが数多く存在するが、地域によっても特色があり、国の文化や風習が大きく影響している気がする。今後も他の国に訪れたらまたレポートしてみたい。
ということで、第二弾として“微笑みの国”タイでも、変わったTシャツを売っている店を探してきた。
台湾の夜市にも面白いTシャツがたくさん揃っていたが、タイのはまたちょっと毛色の違う雰囲気だ。実際にへんてこTシャツを着用している人へのインタビューも決行したので、紹介していこう。
タイのショッピングモール
やってきたのはタイのショッピングモール。タイは地震が少ないのか、土地が安いのか日本のショッピングモールよりも巨大な施設がたくさん存在する。
そのほとんどがブランドショップや有名メーカーが入ったデパートや大型店舗なのだが、庶民向けのショッピングモールも数多い。
「へんてこTシャツ」を探すなら庶民向けのショッピングモールに向かう方が賢明だと思い、タイはバンコクのプラトゥーナムにある『プラチナム ファッションモール』へと向かった。
ここはいわゆるファッション専門のショッピングモールで、1階から7階まですべてがファッション雑貨や衣類。
そしてなぜかインド人がたくさん買い物に来ていた。
タイのへんてこTシャツを探す
こんな感じで服屋さんがたくさん並んでいる。
日本のアパレルショップとは大きく異なり、そのどれもが、4畳ほどの狭い店舗にところ狭しと綺麗に畳んだTシャツを積み上げている。
まずはおなじみ「I♡◯◯」とプリントしてあるTシャツ。
どこが発祥なのか分からないが、これ系は観光地なら古今東西どこでも見かけることができる。
そしてそのTシャツを着ている人ほど観光客で、大してその地域を愛しているわけではない。
そしてハレンチかつコミカルなTシャツ。
大学生がゼミやサークルのいじられキャラに対して買ってくるお土産は、たいていこうしたTシャツだ。
日本語を意識したへんてこTシャツも
日本人がやたらとフランス語や英語で記載されたロゴが好きなように、タイでは日本語がブランドとして人気があるそうだ。
そのため上画像のように、「トップシークレット」「信じられない」などの日本語と和柄を組み合わせた、謎のポロシャツを販売しているのを見かけた。
極めつけはこれ。どこからツッコミを入れていいのか分からなくなるが、一つずつ箇条書きにしていくとこうなる。
- 1.Supremeっぽいフォントとデザイン
- 2.Superheroとさいたま市の相関性
- 3.なぜさいたま市なのか
ここまでタイの服屋さんをうろついてみて、疑問に思ったのが「こんな変なTシャツを着る人はいるの？ 」というところ。
実際に着ている人を探して「なぜこうしたTシャツを着るのか」「どうして買ったのか」を聞いてみることにした。
ほっかいどうTシャツを着たクールガイにインタビュー
今回取材に成功したのは、電脳街の店舗で店番をしている22歳のJamesさん。日本が好きで、笑顔が素敵なクールガイだ。
Q：このTシャツ、どこで買ったの？
これはあっちにあるタイのナイトマーケットで買ったんだ。最高にクールだろ？
Q：「ほっかいどう」と書いてあるけどなんでこのTシャツを選んだの？
俺は日本が大好きなんだよ。
東京も好きだけど、その中でも一番クールだと思うのはやっぱり北海道だね！
日本で一番好きな場所は北海道。
だからこのTシャツを買って着ているんだ。
Q：そんなに北海道が好きな人初めて見たよ。
昔住んでたの？
いや、実はまだ北海道には行ったことがないんだ。というか、日本にも行ったことがなくてね。
テレビとかネットで見ただけさ。だからまず旅行に出かけるなら東京に行ってみたいと思っているよ。
Q：行ったことがないのに北海道が好きなんだね！
もちろん！
Q：ぜひ日本に遊びにきてよ！
今はお金がないから、近い将来お金が貯まったら遊びに行く予定だよ！
「ほっかいどう」というTシャツを着ているのだから行ったことがあるのかと思いきや、そうではないことに驚いた。
たしかに日本でも「NEW YORK CITY」と書いてあるTシャツを着ているのに、「実は行ったことがない 」と人も多くいると考えると、まあ腑に落ちる。
彼にはぜひ、いつか日本に来てほしい。
タイのへんてこTシャツは売る人、買う人それぞれに需要がある
『ドラゴンボールにドラえもん!? 台湾のパチモンTシャツ売り場に潜入レポ 』で紹介した台湾のTシャツも面白かったが、タイのへんてこTシャツも見ごたえのあるモノばかりだった。インタビューは都合により1人だけだったが、聞くところによるとへんてこTシャツを着る理由は特になく、ただ気に入ったから着るだけだとのこと。
世界にはパチモンTシャツやへんてこTシャツが数多く存在するが、地域によっても特色があり、国の文化や風習が大きく影響している気がする。今後も他の国に訪れたらまたレポートしてみたい。
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