暮らしをアップデートする洋服。2019年要注目のブランド「whideout.」

日照時間が短い北欧の国々では、年間を通じて家で過ごす時間が長いそうです。
そのため、彼らは家での暮らしを充実させるためにデザイン性と機能に富んだインテリアを生み出しました。
その結果が国を超えて愛される今日の北欧スタイルインテリアの礎となっています。
先日読んだある本にも「普段使いにこそ一張羅を」なんて言葉がありました。
筆者いわく、人生における大切な日というのは、何百という毎日の積み重ねである。
だからこそ毎日使うものにこそお金をかけよう、という提案です。
少し観点の違う話ではありますが、どちらも共通しているのは日常を充実させるという考え方。
私たちは、ついつい特別な日に行く場所、食べるもの、着る服のことばかり考えてしまいがちです。
しかし、ハレの日だけではなく、何気ない日常(ケの日)にこそ目を向け、日々の暮らしを少しずつアップデートしていくことが、結果的に満足度の高い人生にできるのではないでしょうか。

上質なデイリーウェアがほしい

そんなことを最近考えるようになり、僕自身も身の回りのものを少しずつ“こだわり”を感じられるものにアップデートするように。
小物などの類はある程度揃ってきたのですが、最近はその延長として服もアップデートしたいと思うようになりました。
しかし、良いものは往々にして値が張るもの。
毎日着る服は、それこそ一着だけで何着も必要、かつ消耗品なので、当然のことながら、他のものに比べ、金額がかかります。
トレンドを抑えた「今っぽい」、ストレスを感じない「上質な素材」を使って、かつ手の届きやすい「お手頃な」服ってまぁなかなかないものです。
ただ、最近見つけてしまったんです。
そんな条件にバッチリはまってくれそうなブランドを。

2019年注目のニューブランド「whideout.」

タイトルを見ていただければ、もう分かりかと思いますが、そのブランドとは「whideout.」。「CRAFT FOR COMFORTABLE.」をコンセプトに、着心地の良さ・長持ち・適正な価格の3点を追求する新たな切り口のブランドです。
この秋、日本に上陸したばかりのニューカマー韓国ブランドで、以前、レセプションパーティーに参加したTokyoTshirt.stが日本で初めて取扱いを開始。ウェブとリアルを“体験”で繋ぐ。
TokyoTshirt.stのレセプションパーティーに潜入!
シンプルでデイリーユースしやすいデザインながら、シルエットや素材使いでトレンドを反映しており、イベントで初めて見た時から、「これはいい…!」と密かに思っていました。

コンテンポラリーとベーシック

今回は特にwhideout.のアイコニックなアイテム「ロングボアジャケット」と「ギャザーパンツ」をご紹介したいと思います。

ー リバーシブル ロングボアジャケット

今季のwhideout.を象徴するアイテムといえば?と問われれば、間違いなく挙がってくるのがこのアイテム。今季トレンドのボアジャケットの丈をマキシ丈まで伸ばたコートは、この冬要注目です。フワフワのボア素材は外側に着ると、トレンド感のある印象に。内側にすれば、保温性を高めてくれる優れた素材。リバーシブル ロングボアジャケット JEKYLL AND HYDE リアルフリース リバーシブルアウター - TokyoTshirt.st

ー ウエストゴムギャザーパンツ「みんなのパンツ」

身長が小さくても大きくても、痩せていても太っていても、どんな人でも体型でも満足して履けることを目指して生まれたのが「みんなのぱんつ」という名前の由来。テーパード、ワイド、コーデュロイなどシーズンごとに様々なタイプが登場するwhideout.の定番アイテムです。今回のテーパードは、お尻周りはゆったりとしつつも裾に向かってキレイにテーパードがきいているのでリラックス感がありつつもキレイなシルエットを実現。ドローコードを採用すつことでウエストを自由に調整可能。僕自身もウエストが細いので、こうして調整できるタイプのパンツはありがたいです。生地には、高密度のコットンキャンバスを使用。染色後にウォッシュ加工を施すことで、初めて履いたその日からやわらかで自然な風合いに。MODOO PANTS_TAPERED みんなのパンツ ウエストゴムギャザーパンツ - TokyoTshirt.st

実際に着用してみました

ボリューム感こそ、ありますが野暮ったさはなく、キレイに生地が落ちる印象。少し、肩を抜き気味に。リバーシブルなので裏面にしても。こちらはカラー違いのベージュ。少し明るめのカラーリングだとより“ボア感”が強調されます。こちらはみんなのパンツを着用。遠目からみてもシューッとキレイにテーパードがかかっていることがおわかりいただけるかと。すそはクルクルとロールアップしてみました。ザラッとした乾いた生地感なので、クッションをつくるよりはこうして靴下が見える丈感の方がスッキリしてお気に入り。サイドから。どちらかと言うと一般的なテーパードパンツよりは、少しワイドパンツ寄りで幅が広めなのが特徴です。

デイリーウェアの最適解

トレンドを抑えつつも、丈夫な素材感が魅力の「whideout.」。実際に見て、触って、着てみて、改めてそのポテンシャルの高さに驚かされました。
繊細で、着るのにすら気を使ってしまう服も世の中にはありますが、今回ご紹介したアイテムは耐久性もバッチリ。
まさにこのwhideout.は、上質でありながら日常使いにぴったりなブランドであると言えるでしょう。ぜひ皆さんもその目で、確かめてみてください。





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