リネンシャツの洗濯はカンタン!シワを減らすたった1つの裏ワザ

湿気の多い日本の夏。そんな気候にぴったりなのが、リネンのシャツです。
汗をかいてもサラリと乾き、風を通して心地よい着心地を提供してくれる生地は、夏の強い味方になります。
そんなリネンシャツですが、普段のお手入れってどうしてますか?
洗濯の後、アイロンかけます?特に暑い夏の時期、できる限りアイロンを避けたいと思っているのはわたしだけではないはず。
実は、洗濯の時にたった1つのことを注意するだけで、アイロンをかけなくてもしゃんと着ることができるんです!

リネンシャツの洗濯の基本

夏に着るように作られたリネン100%のシャツは、基本的に洗えるタイプのものが主流になっています。
リネンには、水を通すと縮む性質があります。
そのため、縫製する前に水洗いがかかってないものだと縮みが大きくなってしまいます。
でも、手軽に着れる服が人気の昨今は、水で洗いをかけて縮ませた状態の生地を裁断し、仕立てているものも多くなってきました。家での洗濯や水洗いOKのものも増えてきているようです。
まずは洗濯表記をチェック!とはいえ、家での洗濯を推奨しているかどうかは、商品によって異なります。
洗濯前に必ず洗濯表示をチェックしましょう!今回、手持ちのリネンシャツを確認したところ、ひとつは「手洗い推奨」、もうひとつは「ネット使用で洗濯機OK」でした。

中性のおしゃれ着洗い用洗剤を使うそれでは、実際に洗濯方法をご紹介していきます。洗濯するときには、中性のおしゃれ着洗い用洗剤(エマールなど)を使用しましょう。

リネンシャツの洗濯は、手洗い?洗濯機でも大丈夫?


ここで実験です。リネンシャツを手洗いした場合と、洗濯機の手洗いコースを使った場合のシワの付き具合をチェックしてみました。
手洗いは優しく押し洗い、もう一方はシャツをネットに入れた状態で洗濯機の手洗い・ドライコースを使いました。
結果、どちらも仕上がりに目立った差はありませんでした!
このままノーアイロンでシャキッと着られるそうなしあがりに。せっかく手洗いまでしたのに・・・!
強いていえば、洗濯機の手洗いコースで洗った右のシャツの方が、細かなシワが目立つというところでしょうか。
(左:手洗い/右:洗濯機の手洗いコースの場合)
実は手洗いと洗濯機を利用した際、どちらとも共通して行ったことがあります。
それは、脱水時間を短くすること!どちらも脱水を1分間にしました。脱水を短時間にしてハンガーにかけると、生地に残った水分の重みによって、シャツについた洗いジワが取れてくれるんです。

さらにもうひと手間!手でシワを伸ばすと◎


干すときに、ほんのひと手間加えるだけでさらにシャキッとした風合いになります。
脱水後、ぬれた状態のシャツを両手でパンパンと挟み込んでシワを伸ばし、ハンガーに吊るして干すと、さらにシワ感が減ってパリッとしあがります!
たったひと手間ですが、これだけで細かなシワはだいぶ減り、アイロンいらずで着ることができちゃいます。

リネンシャツはノーアイロンで着られる!コツまとめ


暑い夏は洗濯の回数も増えるので、できるかぎり手間を省きたいですよね。
リネンシャツをアイロンいらずでしゃんと着たいなら、手洗いの場合も、洗濯機の手洗いコースを使用する場合でも、脱水時間を短めに設定してくださいね。
生地に水分の重みを感じるくらい、ぬれた状態がベスト!
ハンガーに干して水の重みでシワを伸ばしましょう。
お手入れが簡単なリネンシャツ、夏のコーディネートに取り入れてみませんか?





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