Japan Fit、BEEFY-T...Hanesの人気「パックT」2モデル、違いを検証!

アメリカの老舗アンダーウェアブランドとして世界的に高い評価を誇る「Hanes(ヘインズ)」。
ここ数年、量販店での取り扱いが拡大したり、各セレクトショップが別注品を販売したこともあり、その人気に再び火がつきました。
このCASUAL NOTEで何着ものTシャツをレビューしてきた私ですが、よく考えると、これまで手に取ったことが無かったことに気が付き、今回は定番とされている二つのモデルを比較しながら試してみました。

Hanes - 「T-shirts Japan Fit」

この「Japan Fit」は日本人の体型に合わせて作られたモデルとなっており2014年から継続的にリリースされているHanesでも随一の人気モデル。
ちょうど昨年春にリニューアルされ、より透けにくい5.3オンスの生地に。


Hanes - 「BEEFY-T」

こちらも同様にHanesの人気モデルとなっている「BEEFY-T」。
牛(=BEEF)を名前に冠していることからも分かるとおり、HanesのTシャツの中でも厚手で、耐久性に優れたモデルとして有名。

両者を比較!

どちらも、もはや定番と言えるくらいの人気モデルですが、どんな違いがあるのか、比較しつつ具体的にみていきましょう。まずサイズ感。下が「BEEFY-T」で上が「Japan Fit」です。
同じMサイズですが、サイズの違いが一目瞭然。
BEEFY-Tの方がひとまわり大きく、特に身幅がぐっと広くなっていることがお分かりいただけるかと思います。続いて生地の厚み。
Japan Fit は5.4オンスということで一般的なtシャツと同じ程度。
白だとやや透けるかな?といった程度。続いてBEEFY-Tは、6.1オンスのやや厚手の生地。
数字以上にこちらの方ががっしりと、それでいてしっとりした質感になっている印象です。
やはり一枚で着ることを想定しているだけあって、透け感はかなり抑えられています。実際に着用してみました。
上がJapan Fit 下がBEEFY-Tです。
より体にフィットする感じがあるのがJapan Fit、体の線を拾いにくいのがBEFFY-Tといった感じでしょうか。 ホワイトとブラックを両方着用してみました。いかがでしょうか。
ちなみにパックTの種類は「ホワイト×2」「ブラック×2」「ホワイト・ブラック」と好みに合わせて選べます。とはいえ、ちょっとインナーぽさもあるので、このようにブルゾンやシャツなど羽織ってあげると、良いかと思います。BEEFY-Tは、シルエットの形成力が高いので、一枚で着てもサマになります。丸胴編みで着心地もよいのが特徴です。

人気ぶりにも納得

どちらも個性が異なりますが、着心地が優れており、一度試してみると長らくファッションシーンで愛されている理由がよくわかります。
個人的には、ほどよく厚みがあり、ボックスシルエットなBEEFY-Tが好みなので、これからの季節インナーとしてもトップスとしてもガシガシ着込んでいきたいと思います。



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