暑い夏はファッションがシンプルになってしまいがち。快適に過ごすだけならそれでも良いですが、オシャレに見せたいのであれば、周囲と差別化した着こなしをする必要があります。しかし、一体どうやって差別化を図れば良いのかわからずに困っている方も多いのでは。
この記事では、夏のメンズファッションで差別化を図る方法を詳しく解説していきます。夏もオシャレなファッションを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
夏のメンズファッション、皆と同じではオシャレになれない
気候の暑さから、夏場のファッションはシンプルで楽な格好になってしまいがちです。もちろん、「シンプル=ダサい」というわけではないものの、ファッションとはあくまで比較の世界。皆が皆Tシャツにハーフパンツといった軽装の中、同じ服装をしていてはオシャレに見えません。
しかし、だからといって「オシャレは我慢」とばかりに暑苦しい格好をするのもナンセンス。季節感が無いと思われ、かえって印象を悪くしかねません。
差別化のポイントは「きれいめアイテム」にあった
夏のメンズファッションを差別化するポイントは、きれいめアイテムの投入です。
日本のメンズファッションは、とかくカジュアルに、つまり緩くなりがちです。特に夏場はTシャツにハーフパンツなど100%カジュアルになってしまう人が多いので、適度にきれいめなアイテムを取り入れて引き締めるのが効果的です。
では、どんなきれいめアイテムを選び、どのようにコーディネートすれば良いのでしょうか。次の見出しで詳しく確認していきましょう。
夏のメンズファッションを差別化する方法
夏のメンズファッションは、きれいめアイテムを効果的に取り入れることで差別化が図れます。ここでは、その中でも特に効果的な方法をご紹介していきます。
トップスは襟付きのボタンシャツをチョイス
Tシャツの代わりにボタンシャツを取り入れることで、下がハーフパンツでもきれいめな印象を演出できます。色や柄は好みのものを選んでOKですが、迷うようなら清涼感のあるホワイトやブルーが良いでしょう。
また、ボタンシャツの袖は半袖より長袖がおすすめです。「夏なのに長袖?」と思うかもしれませんが、腕まくりをすれば、半袖よりも抜け感のある着こなしに仕上がります。
素材はオックスフォードやブロードなどのコットン生地も良いですが、夏らしくリネン(麻)生地などをチョイスすると、より涼しげな着こなしになるでしょう。
ボトムスにスラックスを取り入れる
トップスをTシャツにする場合、ボトムスはスラックスにしてみましょう。
スラックスといえば、スーツスタイルの代名詞。そのため、着用するだけできれいめを演出できる便利アイテムです。カラーはブラックやネイビーなどのダークトーンが間違いありません。
ただし、スラックスは丈の長さに要注意です。ロールアップすると形が崩れてしまいがちなので、9分丈や7分丈に丈詰めしたうえで、カカトを見せて履くようにしましょう。
Tシャツ×ハーフパンツはダークトーンでまとめると吉
「暑がりだからTシャツとハーフパンツは譲れない」、そんな方には上下をダークトーンに揃えた着こなしがおすすめです。
人間の目には、明るい色ほど子どもっぽく、暗い色ほど大人っぽく映ります。そのため、Tシャツ×ハーフパンツというカジュアルな格好であっても、上下をダークトーンにまとめると大人っぽくオシャレな印象に仕上がります。
また、まったく同じ色はもちろん、ブラック×グレー、ネイビー×ブルーといった同系色の組み合わせもOKです。
足元はレザーシューズで大人っぽく
「今日の格好はカジュアル過ぎる気がする…」、そんな日は玄関でレザーシューズ(革靴)を手に取ってみましょう。
レザーシューズはスーツスタイルでも着用される、きれいめアイテムの王道的存在です。そのため、足元をサンダルやスニーカーからレザーシューズに変えるだけで、途端に大人っぽくオシャレな着こなしになります。
カラーはブラックかブラウンがおすすめ。ブラックの方がより大人っぽく、ブラウンの方が少しカジュアルな印象になります。
寂しい腕周りはアクセサリーや時計で格上げ
夏場は腕周りが露出するので、アクセサリーや腕時計を着けて周囲と差別化しましょう。
アクセサリーならバングルやチェーンブレスレット、レザーの編み込みブレスレットなどがおすすめ。太いものは主張が激しくなりがちなので、細身のものを選ぶようにしましょう。
腕時計は、デジタル文字盤で無骨なものも良いですが、きれいめを演出するなら三針のシンプルなアナログ時計がおすすめです。汗でレザーバンドが苦手な場合は、ナイロンのNATOバンドに付け替えると、快適かつオシャレに着用できます。
夏はきれいめアイテムを取り入れよう
シンプルになりがちな夏のメンズファッションは、きれいめアイテムを取り入れた差別化がポイントです。全体がシンプルな格好でも、一部にきれいめアイテムが入っているだけで、周囲とは違うオシャレな着こなしに仕上がります。
今回ご紹介したことを参考に、暑い夏もオシャレを楽しみましょう!
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