コレクション: 知っていますか?キッズパーカーの紐について


皆さんキッズパーカーに紐が無い理由を知っていますでしょうか? そもそもキッズパーカーに紐がなかったことさえ知らなかった人も多いのではないでしょうか…。紐がない理由は『子供服の首回りの引き紐などが重大な事故につながる可能性がある』として、子供服に付いている紐に関するJIS規格「JIS L4129」が制定されているからです。


JISとは?

JIS(日本工業規格)とは、製品の国家基準です。JIS規格があることによって、消費者は安全な製品だと判断することができます。
専門家は「衣服による事故の危険があることを知り、安全性を考慮して子供服を選んでほしい」と呼びかけを行なっています。 付け忘れかと思う方も多いとは思いますが、ちゃんと理由があったのですね。 これはあくまでも推奨されているだけで義務ではありませんので、紐があるキッズパーカーが販売されていることもあるかとは思いますが、大事なお子様が大事故に繋がる可能性があることを考慮すると控えた方がいいかもしれません。


事故の事例

政府広報オンラインによると、東京都が行った調査で「子供の着ている服が原因でヒヤリとしたことがある」と答えた方は、全体の77%を占めていました。 そのうち17%近くの方は「実際にケガをしたことがある」と回答しています。 実際にどんな原因で事故に繋がったのか事例を見てみましょう。

・滑り台の枠に引っかかった
・ブランコの鎖に引っかかり降りるときに転倒した
・通行人のカバンの金具に引っ掛かった
・家のドアノブに引っかかり首が締まった
・子供同士で引っ張り合って転倒した
・公園の木に引っ掛けた

想像するだけで鳥肌が経ちます。
子供の安全面を考えますと紐なしの商品を選びたいですね。


子供服っていうのは何歳までのこと?

ここで少し疑問点が出てきました。 子供服っていうのは何歳までのことを指すのか? 「13歳未満用」の子供服までのことを指します。



「JIS L4129」に定められた安全基準の一例

2015年には、子供服に付いている紐に関するJIS規格「JIS L4129」が制定されました。 親が安全な子供服を選べるよう、国はリーフレットを作成して周知を図っています。

・フードから垂れ下がる紐はNG
・紐を首の後ろで結ぶデザインはNG
・背中から紐を出してはいけない
・上着の裾から紐が垂れ下がるのはNG



Tshirt.stで販売されているキッズパーカー

【ご注意下さいませ】
キッズサイズの商品画像でひも付きの画像の商品が掲載されていることもありますが実際にお届けする商品(キッズサイズ)はフードひもなしの商品でございます。

紐のみの販売は行っておりませんのでご了承下さい。










国が子供服のJIS規格を定めたのは、ひもなどが原因で起こる事故が多く起きていることを示しています。 「かわいい・おしゃれ・安い」だけで服を選んでいると、大切な子供の安全を守れなくなります。 子供服選びの優先順位は、何よりも「安全であること」がトップです。事故を回避するため、安全性を重視して子供服を選びましょう。